2021年 12月の法話

『今年一年の感謝』

本日は護摩供養の日です。観音様は色々なお力や思いで我々を見守り、導いてくださり、そして助けてくださいます。護摩の風に当たると昔から風邪を引かないと言われておりますので、まず風邪は大丈夫かなと思います。

本当にこの一年色々ありましたが、無事ここまで来られたことに、素直に良かったなあと感謝の気持ちを観音様にお礼を申し上げました。そしてまた来たる新しい年に無事息災であるよう、観音様にお願い申し上げ、今日は護摩供養をさせて頂きました。

観音様が我々を見守るお気持ちやお力は、なかなか我々の目で具体的に見ることができません。見ることができませんが、この護摩の煙のように我々をいつの間にか包んでくださっております。今日はいいことがあったな、助かったな、良かったなと思う時があったら、これは観音様のおかげだという風に感じて頂ければ宜しいかなと思います。

今年も大分我々もコロナで苦労しております。来年こそはしっかりとコロナが落ち着いてくれると宜しいのですが、まだまだもう一山ありそうな気も致します。どうぞ皆様くれぐれもお気をつけ頂いて、また来年ここで元気に顔を合わせたいと思います。

今年一年、ご苦労様でした。有難うございました。
以上を持ちまして、12月の法要を終わりにさせていただきます。