2013年 しまい観音
『未来への想い』

今正面ではお護摩の火が盛んに燃えております。あの火には同じ形のものは一つもなく常に千変万化しており、皆様の沢山の想いや祈りが込められております。それぞれ願うところは沢山あると思います。今日も色々な願い事がございましたね。私には火の向こうにおられる観音様の眼差しが、お護摩の火に込められた想いや願いを「よしよし分かったぞ」という顔で見守っておられるように感じます。
昔から観音様というのは百観音、あるいは三十三観音と沢山の観音様がおられますが、その沢山の観音様が皆様の気持ちを受け止めて下さいます。そして観音様が我々に必ず祈りの印しをご利益という形で与えて下さいます。
今日は25年の納めの観音様としてお護摩を焚かせて頂いております。ここには、今年1年なんとか無事にやってこれてよかったぁという感謝の気持ちや、来る年が素晴らしい年になるようにという願いを込めております。
そして皆様の健康や長寿、それぞれの想いを観音様が受け止めて下さいました。この後、年が変わって少しでもいい事があったら、観音様のご利益かなと感じて頂けたらと思います。
今日は無事1年の観音様が終わります事を感謝するのと同時に、また来年の皆様の健康をお祈り申しあげまして平成25年度しまい観音の法要を終わりにさせて頂きます。
ありがとうございました。