仏教豆知識
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七五三

 昔の子どもは、年令を「かぞえ」で考えました。
つまり、二才の子どもはこれから向かう三才、と数えましたし、四才の子どもはこれから向かう五才、六才の子どもはこれから向かう七才です。
それで、数え年、三才、五才、七才の年には子どもが無事で成長するようにお祝いしました。

 なぜ三才でしょう。
昔の子どもは着物を着ていました。
三才になるとひものついた着物を自分で着られるように(なる、と良いな)とお祝いしたのです。

 五才になると男の子は、はかまをつけました。
はかまが自分ではけるように(なる、と良いな)とお祝いしたのです。

 七才になると女の子は帯を結びます。
帯を自分でむすぶように(なる、と良いな)とお祝いしたのです。

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