弁財天は、インドの神話の川の神様が仏教に取り入れられたものだそうです。吉祥天とおなじように綺麗な女性としてあらわされています。
頭の上には白いへびがトグロを巻いていているのですが、その頭は人間のおじいさんの顔をしています。これは宇賀神(うがじん)という名前の、日本の古くからの水の神様です。川の水の繋がりからかある時期から弁財天といっしょになってしまって、いつのまにか宇賀神は弁財天の頭の上に生き残っていたのです。