四天王のリーダー格、北を守るのが多聞天です。左右どちらかのてのひらに塔をのせるのが特長です。塔とは、舎利(しゃり)、つまりお釈迦様の遺骨を納めたもので、多聞天が塔を持つのは四天王が仏教を守っていることの象徴です。